[上海 9日 ロイター] - 中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>は9日、傘下のクラウド部門が今年度中(3月31日まで)に、世界で5000人を新規採用する方針であることを明らかにした。ネットワークやデータベース、AI(人工知能)などの分野が対象という。

クラウド部門トップのジェフ・チャン氏は「中国企業のデジタル化は従来、3─5年かかると考えられていたが、今後は加速し1年以内に完了する可能性が高い」との見通しを示し、信頼に足るクラウド技術およびサービスの構築だけでなく、世界的にIT技術者の育成に投資する考えを示した。