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この記事、最後まで読んだのですが「アートとしては大したものではない」という著者の評価が、美術史のどんな文脈からきているのか、わかりませんでした。

バンクシー自身はニューヨーカー誌のインタビューで、かつてこう話しています。

「最近アートは”観る”ものではなくなっていると思う。アート業界がこの課題をどう解決できるのかはわからないな。たとえば、ラジオから雑音にしか聴こえない音楽が流れてきた時に、DJから『この論文を一緒に読めば、この曲の理解がより深まるはずだ』とか言われてもね…」。

2年前に亡くなったトム・ウルフも『現代美術コテンパン』で近いことを書いていますが、アートにおけるアクセシヴィリティの問題はアート界の首を絞めている問題でもあると思います。

最後に、この東大の先生に倣って、わたしも自分が関わった書籍の宣伝で終わらさせてください。

英国人ジャーナリストが、バンクシーの半生を追った評伝『バンクシー:壁に隠れた男の正体』が先週、刊行されました。

なぜ匿名なの? 大金持ち? 制作資金はどこから? なぜ都庁に返事をしないの? 3DやMrブレインウォッシュってバンクシーなんでしょう?などなど、バンクシーにまつわる疑問がわかる本です。タイムズ紙の記者だった著者が独自取材を重ねて書いた本で、バンクシー礼讃本ではありません。アンチの方でも読みやすいのではないかと思います。

ちなみにこの記事のサブタイトルにもある「精神的な深みは感じない」という点に関しても、参考になる下りがあります。

それは、2009年のターナー賞受賞作家でグラフィティアーティストのリチャード・ライト、そしてアート界から「神々のグラフィティ」と高い評価があるサイ・トゥオンブリーとバンクシーが何が違うのかという比較と考察です。ぜひお手に取っていただけると幸いです。

https://www.amazon.co.jp/dp/486506334X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_5Sc0Eb80E09J4
こういうハナシ (とそれにより起こる議論)を含め、受け取るヒトに、何かを言いたい、伝えたい、行動したい、気持ちを起こさせるタイプのアートなんでしょうねぇ

やってみたいです、次の人生で機会があれば
美術を周りの意味で包む「美術以外の別のことをやっているのです。それは「企画のプロモーション」です。いわば「プロジェクト・アート」」
「それでも「何かある」と感じさせるところがバンクシーの面白さです。美術作品という形を取りながら、バンクシーは、美術以外の別のことをやっているのです。それは「企画のプロモーション」です。いわば「プロジェクト・アート」ですね。」
ないからある
アートは"ビジュアル"ではない