習主席国賓来日、年内見送り 事実上の白紙
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先月公表された外交青書に「習近平国家主席の国賓来日を再調整する」とあって危惧していたが、官邸がひっくり返したのか。コロナ禍の情報隠蔽や香港問題、尖閣海域での活動等、日中関係が好転する要素が全く見当たらない状況で、習主席の国賓来日の理由を国民に説明することはできないだろう。もちろん政治が必要と判断し、国民もそれを支持するのなら、やっていただければ良いが。
「日本国内でも与野党を問わず批判があり、~~自民党外交部会も中国政府を非難する決議をまとめ、政府に習氏の国賓来日の再検討を促した」、「日本政府は~~中国側と意思疎通を続ける体裁は保ちつつ、日中関係の発展や懸案事項の改善を図る方針」
米中対立が激しくなるなか“アメリカファースト”で内に籠り始めた米国が何処まで頼りになるものか・・・ 米国と異なってDXの時代に向けた経済の変革力でもサイバーや宇宙を含む軍事面でも自ら中国への対抗力を持たない我が国はどのような舵取りをすべきものなのか。つい四半世紀前まで核兵器と人口を除く多くの面で我が国が圧倒していたように思える中国ですから、今の高齢世代にはその時代のイメージを胸に秘めて対応を考える人も多いかも。昨今の中国の動きに腹立たしいものを感じはするものの、実際の対応は自ら対抗力を持つ米国のようなわけにはいきません。悩ましいものですね (・・;今年の外交部長会見のなかでは習主席の訪日については記者の質問に何も答えなかった。
その後、安倍首相はコロナ問題で中国を厳しく批判し、また台湾問題については非常に強い態度を示した。
中国メディアは、安倍首相は中国人民の良き友人の安倍晋太郎さんの息子からA級戦犯の岸信介の孫に身分を転換したと皮肉っていた。
これから岸信介の孫としての安倍首相はますます中国との距離を置くのではないかと思われる。
日本世論、日本与党、日本野党の習主席訪日反対が功を奏した。
中日関係はまたどう変化していくだろうか。