横田めぐみさんの父、滋さん死去 拉致被害者家族会の初代代表
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2.3回食事をご一緒させてもらいました。穏やかでユーモアあふれ、めぐみさんのことで心中はとんでもなく辛いのに、私たち記者にも気遣いを欠かさない人でした。なんで、このご家族が、なぜこんなことに。残念でなりません。横田滋さんの御霊に深く合掌。ご冥福をお祈りします。
政府が認定する未帰国の拉致被害者12人の親で、存命なのは横田早紀江さん(84)と有本恵子さんの父明弘さん(91)の2人になりました。早紀江さんは京都・堀川高校の卒業生です。私の母校の大先輩です。それを伝えると、とても喜んでもらいました。どうかお疲れの出ませんように。
それにしても、まったく動かない拉致問題。アプローチの仕方を一から見直さないといけません。無念だったろうな。
親の愛の素晴らしさを教えていただいた。
小泉外交以後、何一つ進展しなかった。
そしてそのことに、可哀想だなと思いつつ、何の行動も取らない自分がいた。拉致問題が北朝鮮に責任があることは自明ですが、自国民を取り返せなかった現政権を含む日本政府にも、責任は当然にあります。
拉致問題について現政権を支持するつもりは更々ありませんし、むしろ非常に責任が重い感じますが、他方で、どれほどの国民が拉致問題への関心を持っているでしょうか?
例えば、有本恵子さんのご両親が政治家に助けを求めた際、初めてまともに取り合ったのは、当時、安倍晋太郎氏の秘書であった安倍総理でした。また、小泉訪朝の際、別室で盗聴されていることを承知の上で席を立つ提案をし、成果を決定づけたのも、当時、官房長官であった安倍総理です。
これらは、間違いなく安倍総理の功績ですが、こうした事実をメディア(産経新聞を除く)は一切報道しません。これでは、国民が無関心になるのは当然です。
この記事を配信している共同通信にしても、大手メディアとしては唯一、平壌支局があります。しかし、(というかだからこそ)拉致問題についてまともに報道できているでしょうか?
北朝鮮は、日本の世論をよく見ています。国民が無関心であるうちは、拉致被害者を返す気など毛頭ありません。
意図しているのか、結果的にそうなっているのかは言及しませんが、拉致問題を取り上げない現在のメディアの報道姿勢は、北朝鮮にとって極めて合理的なのです。
ご冥福をお祈りします。