スマホ使った金融商品一括販売への参入手続き緩和 改正法成立
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コロナ対応の動きばかり見ていて忘れている方が多いと思うので
改めて解説させていただくと、この法案は、早い段階から今通常国会に
提出されていて、予定通り成立したものです。
今回の一連の事態で社会経済のデジタル化は加速している。
店舗を持ち多数の従業員を抱える「縦割り金融機関」の拠点集約や、人員の適正化はこの間も日々報道されている。さらにキャッシュレスの加速化は、わざわざ報道されるまでもない大きな動きになっている。その動きと表裏をなるのが、この「金融サービス仲介法制」の見直し。銀行も、証券も、保険もスマホ上でワンストップでサービスができなければ消費者目線では不便極まりない。
預金という行為も、証券投資による資産形成も、保険で不測の事態に備えることも、個人の目線から考えれば、「将来のリスクヘッジ」の異なる形態に過ぎない。だから、それを無理やり縦に割らずにワンストップで見れるようにする、という考え方が、この背景にある。
ここをしっかり理解しないと多くのことを見落とすことになると思う。
https://www.fsa.go.jp/common/diet/201/01/setsumei.pdf一つのサイトでワンストップサービスができるかどうかで囲い込み方やビジネスの広がりが大分かわるので重要だと思います。
特に金融は一つの商品で長期的に稼ぐのは難しく総合採算の世界だと思います。アジアの近隣諸国でも個人向けサービスは充実してきているので、将来的な海外展開などを考えても日本でもノウハウ面で後れを取らない様に規制の緩和は必要でしょう。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO5271247028112019TL1000?disablepcview=&gift=g2ls5e2dXyqjQ2MzY5NTAzNDmkLWxzT6AyAQ.EGzW_OS_預金、ローン、投資、保険、などを一元管理し、クロスセルできるサービスができるようになる。
資金移動も100万円超に拡大され、B2Bや高額所得者を対象にしたサービスが非金融機関でも可能になります。
30年間変わっていない銀行の送金手数料、ATM手数料値上げ、という閉塞した金融サービスの変革が起きることを期待したいですね。