コロナ患者情報の共有進まず ルール統一で転院容易に
日本経済新聞
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注目のコメント
日本の病院のIT化の遅れが露呈する内容。
病院では電子カルテをよく使うようになったけれど、結局は紙ベースで運用されているところもまだまだ多く、立ち遅れている。
転院に伴う情報共有は特に遅く、電子カルテの業者も病院にシステムを入れることしか考えてないから、それ以降のバージョンアップや連携システムの充実は後回しにされやすいところ。日本は個人情報の内容によってではなく、集めた組織によってルールが異なる。この課題は、個人情報の活用を前提とした個人情報保護法改正時に議論になったが、残されてしまったもの。2000個問題も同様。「わかっちゃいるけど変えられない」は、もう止めよう!
20年の遅れは取り返しがつかない
国として、統一した電子カルテのフォーマットを20年前に作り、病院レベルでのカルテの管理をやめて、個人情報として移行していれば、こうはならなかっただろう
今更ながら始めるのはいいが、経営が苦しい病院や開業医、それに独自の電子カルテを持つ病院が、自身のメリットが少ない電子カルテのルール統一を受け入れるのは、かなり苦しいのでは?