巨人、濃厚接触者は全員陰性 予定通り練習試合開催へ
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このような報道の繰り返しにより、誤解が拡散されていきます。この記事を読んだ多くの方が基本を忘れ、「濃厚接触者は全員陰性」=「全員感染がなかった」「よかった」とまず判断したのではないでしょうか。
そうではありません。
検査の陰性がその結論を導いたのではありません。本物の感染者に接触していたのであれば、濃厚接触者は「全員陰性」でも隔離されるべきです。この事例では、そもそも感染を広げる恐れのある感染者との濃厚接触ではないので、隔離が不要となり練習試合を開催できるのです。結論に変わりはないですが、検査が誤った用い方をされています。綿棒方式のPCR検査でウィルスの死骸を検出してしまったのかもしれませんね。
実際にそうだったとすれば、直ちにウィルスが消える唾液方式で検査していれば、おそらく陰性判定で練習試合中止にもならなかったのではないでしょうか。抗体陽性の無症状者にPCRそもそも必要だったのかが問題。関係者、国民に不安を与えただけ。これを公費でやっているようだとさらに問題だと思う。きちんと有症状者にPCR検査をお願いいたします。