[東京 3日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>は、黒人暴行死事件を受けて米国で抗議デモが拡大していることから、人種問題への取り組みとして有色人種の創業者や起業家が経営する企業に投資する1億ドル規模のファンドを立ち上げる。

同ファンドはマルセロ・クラウレ最高執行責任者(COO)がトップに就任する。クラウレ氏は3日、社員宛ての書簡で、この取り組みが多様性の広がりにつながると説明した。

「オポチュニティー・グロース・ファンド」と名付けられ、米国内のアフリカ系やヒスパニック系の経営者が経営する企業に特化するという。