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米中対立の悪化や香港国家安全法の導入の中で、日本が依然として習近平氏訪日に向けた調整を続けていることに、反発を覚える読者も多いことだろう。

外交には多くの意図が込められる。11月初旬は米大統領選挙で結果がどうなるかわからない。もしトランプ大統領が敗北し、引継ぎ期間に安全保障政策に隙間が生じれば、中国が機会主義的に台湾・南シナ海などで行動を拡大させるかもしれない。

だとすれば習近平氏の体面をかけた訪日を11月下旬以降に予定することは、中国の行動を制御する重要な意図が込められているとみるべきでないか。もちろんそこには、中国が望ましくない現状変更を行った場合、訪日が実現しないと楔を打つ。

日本にとって中国をどのように戦略的に位置付けるか、という大きな課題はもちろんある。このニュースに関しては、日程の妙を吟味すべきだと思う。

【追記】
一昨日の茂木大臣の発言に関するこの報道「日本政府関係者が来日時期について一定の見通しを示す」はややミスリーディングだったようだ。先走った分析をしてしまい、反省している。https://www.yomiuri.co.jp/world/20200605-OYT1T50108/