[東京 3日 ロイター] - 医療情報サービスのエムスリー<2413.T>は3日、人工知能(AI)を用いて新型コロナウイルスによる肺炎を検出する画像解析システムを開発し、厚生労働省に製造販売の承認を申請したと発表した。

このシステムは、中国のアリババ・グループ<BABA.N>が開発したAIアルゴリズムを活用し、コンピューター断層撮影装置(CT)で撮影した胸部の画像から新型コロナによる異常領域の可能性を抽出する。

システム開発には、ソニーの「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」による資金面での支援も得ている。