ブラジル、死者３万人超す＝大統領「気の毒だが死は宿命」―新型コロナ
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もちろん大統領に批判が集まるのは分かるのだが、彼の選択が間違っているかどうかは最終的に経済被害などを３年後とかにトータルで判断しないと分からないのでは？？とも思う。
僕は都市封鎖が2ヶ月半つづいてやっと緩和されたマニラに住んでいますが、経済ダメージは深刻になると考えています。
多くの人が同時に失業し、失業者への支援金も財源不足とやらで配られない人が多数でているし、配給も足りていない。カネがないことで持病の治療が受けられない。あるいは薬が買えないって声も聞く。子供のミルクが買えないとかも聞く。
緩和された今も交通機関は限定的にしか走っていないし、レストランなどもまだ開いていない。労働が再開できた人達もまだ少数派だろうと思う。バイクの２人乗りも禁止されていてスーパーや市場への買物とて車やバイクのない人にとっては炎天下を歩く必要がでてくる。
困窮する人達が今後も増えるだろう。
途上国においてはウイルスも怖いが経済が止まることも十分な驚異だと僕は思う。
僕はブラジルの大統領は楽観視しすぎたとは思うが、高齢者を守ったり一定の対策をしつつ、感染をあるていど覚悟して経済をまわすことは必要だと思う。こういう大統領を選んだと考えると、民主主義の限界を感じる。
民主主義で１生活保護者も納税額1位の人も同じ一票は不公平。納税額に応じた権利を与えるのが普通では？
納税するインセンティブも増えるし。
