京大、「ミニ気管支」を作製 新型コロナ薬開発に期待

コメント

注目のコメント

• 山田 悠史

  マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

  ・2020年06月03日

  ウイルスは、ウイルスの受け皿を持つ細胞にのみ感染することができます。身体のどの細胞にも自由に入り込めるわけではありません。
  
  新型コロナウイルスの受け皿は細胞のACE2と呼ばれる場所であることが分かっています。このACE2は気管支や肺に比較的多いため、そこに感染を起こします。
  
  感染したウイルスはヒトの細胞の機能を利用して細胞の中で増幅し、他の細胞へと飛び移っていくことで感染が広がり、やがて咳や呼吸苦といった症状を出します。
  
  気管支モデルの開発により、こういったウイルスの動的な観察が可能になることが期待され、ウイルスの理解や治療薬の開発にも有用となるかもしれせん。
• M T

  研究開発 戦闘員

  ・2020年06月03日
• 田中 希宇人

  日本鋼管病院　呼吸器内科 呼吸器内科医 | 医学博士

  ・2020年06月03日

  【京大 『ミニ気管支』を作製】
  
  「京大iPS細胞研究所や阪大のチームは人の気管支の細胞から複数の種類の細胞でできた気管支の小さな組織を体外で作ることに成功」
  
  呼吸器官は単一の細胞集団でないので、しかも立体的な構造があるので再生は困難と言われています。一歩前進‼️