NY株、3カ月ぶり高値 267ドル高、景気回復期待
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上がるから上がる、だけど誰もこんなに上がるのがファンダメンタルの反映とは思えていないような状態だと思う。
通常、GDPより感応度高く上下する。これだけGDPが下向きだったり、絶対値として当分はピークより下がりそうな状態。一度上がると、下がると値ごろ感で買いは入りやすくなることもあるが、巻き戻したときにどうなるのだろう…
各指数について、ピークおよびボトムからの騰落率は下記。
ダウ:-12.9%、+38.5%
S&P500:-9.0%、+37.7%
MSCI World:-10.2%、+36.5%
MSCI EM:-15.6%、+27.6%
日経平均:-7.3%、+34.9%
TOPIX:-9.1%、+28.4%
マザーズ:0%(昨日が過去1年で最も高い)、+81.9%
JASDAQ:-7.4%、+33.8%暴動の広がりも全く関係なし。実体経済と株価の乖離が凄く大きくなってきている。規律なき大バラマキが続いているから当然といえば当然だけど。ただ2Qの決算は多くの企業がメタメタになるのは間違いない。それを受けてどうなるか。そして更に格差は広がる。富裕層の資産は戻った。多くの貧困層はまだ失業中。
しばらく金余りの財政が株式市場に流入することによって、じりじりとこのまま上げ続けると思う。しかしながら、実態経済を見ると、このまま上がり続けて、景気回復、という単純な展開にはならないと思います。