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ここまで広がるとは、意外でした。メディアの反応を見ると、先日トランプが、ホワイトハウス前で平和的デモ群衆を催涙ガスとゴム弾で蹴散らして教会の前まで行き写真を撮った(祈ったのではない)、という件で、教会関係者までを含むあらゆる人が怒り狂っています。(ゴム弾でも危険で、警察のゴム弾を被弾して片目を失明したジャーナリストもいます。)
ちなみに何度かコメントしましたが、私の理解では、抗議をしている人たちは昼間に平和的にデモしており、夜になって破壊・略奪行為をしているのは「なんらかの」特殊な集団、という構図がほとんどです。トランプは極左集団Antifaとしていますが、ツイッターはAntifaを装った白人優越主義集団の煽りツイート・アカウントを停止した件もあり、あるいは単なるプロの泥棒集団かもしれません。黒人たちが店の前で通せんぼをして、破壊略奪しようとする人から店を守ろうとしたり、歩道を金槌でこわして投げる石を作っている人をデモの人たちが捕まえて警察に引き渡したり、などのビデオも出回っています
暗くなってからしばらくすると、デモ隊が病院方面に向かって破壊行為を行いながら北上してきているとの情報が入り、病院職員は路駐してある自家用車を破壊されないよう至急ガレージに移すよう指示され、私も自分の車を移動したところです。
今回のデモの参加者の一部の暴徒化においては、人種差別や警察の暴力に対する抗議というデモの本来の目的はすでに完全に失われており、暴れること、破壊すること、盗むこと事態が目的となっている印象を受けます。
こうした暴徒化や略奪破壊行為は、もともと反社会性パーソナリティーを有する人物によるデモ活動に便乗した反社会的行為(いわゆる火事場泥棒)と、群衆心理による情動の激化・自己抑制の喪失(赤信号、みんなで渡れば...)による一般人の鬱積した不満の表出という二つの似て非なる側面があると思います。
いずれにせよ、こうした暴力行為で差別撤廃・暴力反対というデモの本当の目的がかすんでしまうのは遺憾です。
米国において、新型コロナによる黒人の死亡率は白人の2.5倍、失業者割合は黒人が16%で白人より2.5%高く、そして黒人の年間所得は白人の6割です。(NHK/日本経済新聞6月3日)
長年に渡る人種差別への怒り、新型コロナの感染や死への恐怖、経済格差が日々の生活はもちろん、命や健康までもを決定するという不条理(資本主義を徹底する米国では、医療保険の無保険者が人口の約1割います。そして支払える額に応じて、受けられる医療の質が決まります。)、問題を解決しようとしない大統領・・・米国の根深い病理が、コロナの危機下で噴出した形です。黒人に限らず、多くのヒスパニック系や白人も、デモに加わっています。
こうした問題を、すべて一挙に解決することはできないでしょう。されど、ここで気付きを得て、歴史を振り返れば、ここを契機として、少しでも改善されたと言えるようになることを願うしかありません。
国の行く末を決めるのは、一部の為政者ではなく、国民である、という民主主義の基本が、彼の国で機能することを期待して。
振り返って、我が国はどうか、ということも、考えていきたいところです。
現時点で全てを理解することは難しいが、外出規制の悪影響や米国を一致団結させるリーダーシップの欠如はとても見ていられない。
コロナ感染が拡がりそうで、罹患する人、病院が気の毒です。でも「自由のために命を賭ける国」でもあるのでアメリカの人々にとってどちらが大切なのか外からジャッジはできないです。
政府はしっかりと抑え込んでくると思います。