[モスクワ 2日 ロイター] - ロシア大統領報道官は2日、トランプ米大統領がプーチン大統領を今年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)に招待する考えを示したことについて、より詳細な情報を求めていく姿勢を示した。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は記者団に対し「ロシアはG7の枠組みには参加しておらず、ロシアは(トランプ氏の提案を巡り)答えよりも疑問の方が多いとの立場を当初から示してきた」と述べた。

トランプ大統領は5月30日、6月末の開催を目指していたG7サミットを9月以降に延期する方針を明らかにすると同時に、オーストラリア、ロシア、韓国、インドを招待する考えを表明。米ロ首脳はこの件に関して6月1日に電話会談を行った。