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【寄稿】テラスハウスの「光」と「闇」

NewsPicks編集部
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  • マウントサイナイ医科大学 精神科 助教授

    テラスハウスの人気の理由は窃視(のぞき)の快楽にあると考えます。台本のない「他人の私生活」を、他人から見られることのない「安全な」場所から、一方的に覗き見したい欲望を叶えてくれるのです。

    この件では、サルトルの「存在と無」にある、「鍵穴をのぞき見している男」の話を連想しました。のぞきは、相手との関係を拒絶した形での他者との関係であり、のぞきの対象を所有しているような感覚を得ることができます。

    サルトルの「鍵穴をのぞき見する男」は、後ろから不意に声をかけられて激しい羞恥心をかき立てられますが、リアリティ番組の視聴者は他人の眼差しを意識する必要の一切ない安全な場所におり、羞恥心を感じることなくSNS等を通じて出演者を批判し罵詈雑言を浴びせることで、覗きの対象への所有感・優越感という恍惚をさらに強く感じることができます。

    一方、出演者は台本のない設定とはいえ、視聴者という他者の眼差しを常に意識しているため、意識的にも無意識的にも自ずと視聴者の期待に沿うような役柄を演じることになります。これはあくまで「演技」であって、決してありのままの本人の姿ではないはずです。

    しかし、リアリティー番組の出演者ははこうした「演技」に対し本人の人格否定のような批判・誹謗中傷に繰り返し晒されることになります。しかも自分たちは一方的に「覗かれている」存在であり、「覗いて」罵詈雑言を浴びせている相手を見ることができません。

    こうした歪な状況では、出演者の自尊心が深く傷つき、自死に赴くほど追い込まれたとしてもなんの不思議もありません。いずれにせよ、テラスハウスの闇は深いと感じます。


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    株式会社 We Are The People 代表取締役

    テラスハウスの在り方を問う記事の扉に、木村花選手単独の写真を使うことは、できればもう辞めて欲しいです。


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    メディア・コンサルタント フリーランス

    リアリティーショーという番組の構造の中にSNSでの盛り上がり(炎上)が組み込まれている以上、番組制作者と放送局は、SNSでの誹謗中傷にも責任を持つべき。しかしSNSでの発言はコントロールできないのだから、こうした番組は作るべきではないと思います。そもそも番組冒頭で「台本はありません」といかにもリアルな出来事を撮っただけのように見せて、実は演出のもとに作っているのは、視聴者を騙しているのですから、番組の本質的なところで否定されるべきです。


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