三菱重、ボンバル事業の買収完了 カナダに新会社を設立
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三菱重工によるボンバルディアの吸収は既定路線です.ポストコロナを考えれば,小型機(リージョナルジェット機)の市場の成長は確実(最近流行りの言葉で言えば,基本再生産数>1)で,ボンバルディアの買い替えを三菱スペースジェットで行っていくという話.将来を見越している.世界がコロナで止まっている間に進められるだけ進める.巨人のボーイングやエアバスと違って抱える物が少ない,これからという企業ですから,有利な立ち位置にいると思います.
このニュースか、、、。コロナ以前からMSJ向けの全世界保守サポートの基盤としての買収だっただけに、今となってはむしろつらいですね、、、。本体の開発も削減していて、予約受けてる受注もキャンセルになりつつあると報道あるので、むしろ保守管理だけコスト増になるのかな?と想像すると、タイミングが悪すぎる、、、。良い座組みなのに。
ボンバルディアが航空事業からの撤退を模索し、新機種のCシリーズをエアバスに売却しA220として現在販売されていますが、既存の機種であったCRJの事業を買収したのが三菱です。
元来はCRJの保守を通じて、将来的にMSJ(旧MRJ)に移行してもらうことを念頭に買収したとみられますが、肝心のMSJ事業を大きく縮小すると打ち出した状況ですので、このCRJ事業についてもどこかに売却し白紙に戻すということがあっても不思議はありません。
ただし個人的な考えを言えば、ここで歯を食いしばってCRJ事業をつづけ、飛行機づくりのノウハウをきっちり吸収して欲しいと考えています。航空機は今後ハイブリッド化、電動化、またコクピットのワンマン化など技術革新が待たれています。次のチャンスを見据えて頑張ってほしいところです。