米GDP、10年で850兆円減 コロナ禍の影響長期化と議会試算
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注目のコメント
だれも10年後なんてわかんないですけどね。
ちなみにスタンフォードの分析だと、公衆衛生政策をとったことで、株式市場のボラティリティが上昇して、GDPを6%ほど押し下げとなる。
ちなみにこの統計の90%信頼区間は、-1から-11%と幅がひろいよというのもポイント。
https://www.policyuncertainty.com/media/COVID-Induced%20Economic%20Uncertainty.pdf
統計って基本的に長期になればなるほどその信頼区間が広がるんで、
こんなに大して動いてないドル円でも90%信頼区間にしたら、1年後は91.31-119.61、2年後だと87.13-125.09となります。
過度に悲観にならない、数字だけを真に受けすぎないことが統計をみるうえで、大切かなと。これが現実のものになるのであれば、米国経済でも大規模なデフレギャップが長期化することになるでしょう。
となれば、相当な需要刺激策を持続しないと日本化してしまうということで、やりすぎともいわれる米国の金融財政政策の裏付けになっているのだと思います。実質ですからインフレ調整後、名目ならより多くの額が失われることになります。
いずれにせよ、長期のシミュレーションはシナリオの想定次第なところがありますので、結果の妥当性はまた別の話です。ですから、この見方もまた一つの目安くらいで考えておきたいです。