トランプ氏による演説直前、デモ隊に催涙ガス＝ホワイトハウス周辺で混乱
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ホワイトハウスの向かいにある教会の前でトランプが聖書を掲げて写真を撮るために道を開けさせるために行われたとのこと。この教会の牧師が、「そんな話は聞いてない、彼は教会に祈りに来たわけでもなく、ただ写真を撮る背景にするだけのために、デモ隊にこんなふうに扱うなんてひどい」と表明。
https://www.cnn.com/videos/politics/2020/06/02/mariann-budde-bishop-st-johns-trump-bible-photo-ac360-vpx.cnnアメリカ版「天安門事件」が起きそうな勢いだ。
トランプは、現代に蘇ったネブカドネザルといったところか。
あるいは、ローマ帝国の皇帝だとしたら、塩野七生著「ローマ人の物語」の「悪名高き皇帝たち」に必ず登場するだろう。
こんな人物が大統領に再選されるなら、もうアメリカはまともな国とは言えない。
それにしても、警察もよくこんなことができると思う。
警察や軍は、正義や平和を守るためにあるはず。
これに反するような指示には、その職を辞してでも抗うべきだ。これができるほどの強い精神力が求められる職のはず。
それとも、おかしいと微塵も思っていないのか。
おそらく、ミネアポリスの事件は、相手が白人であっても同じようなことになっていたかもしれない。人種差別という面よりも、誰かを威圧するということ、支配欲というのか、取り締まるという優越感、そういった気持ちで警察官をやっていたから起こったことではないか。そして多分、相手が白人なら、こんなデモ・暴徒は起こっていなかったのだろう。
