地方自治体のDXはコロナ禍でようやく進展する?
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紹介されているのはどれも自動化・効率化で、仕事の流れや在り方を改革する本来のDXはまだ先ですね。
まずは手近なところから、と部分最適に導入していくと、かえって改革の障壁になる可能性もあります。
とはいえ各システムが便利なのは確かなので、これで生み出した余力がDXの原資になるといいなと思います。これまでは、そもそも投資額が少なすぎて、進展しようはずもありませんでした。
自治体の予算総額は約100兆円ですが、IT関連株は3000億円。たったの0.3%に過ぎません。しかも大半が維持費です。
まずは予算を増額して、普通のことをやりましょう。企業によっては、自治体に無料でタブレット貸し出したりするところもあるみたいです。
それにより、新たな情報機器に触れた自治体職員が便利さに気づき、導入拡大を検討するなど企業にとって良い傾向もありそうです。