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唾液でPCR実施、検査を迅速化 きょうから保険適用

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    唾液検査は、米国でもニュージャージー州などを中心に早くから取り入れられてきた手法です。唾液でもウイルスが検出されることが知られており、この唾液検査の有用性が検討されてきました。

    最大の長所は安全性、簡便性です。鼻にスワブを挿入して採取する方法と比べて、咳やくしゃみを誘発しないので、飛沫やエアロゾル発生への懸念が少なく、採取に伴う安全性が高まります。また、唾液であれば自己採取も可能になります。

    一方の最大の短所は検査感度です。唾液でも高率にウイルスが検出されるとはいえ、鼻咽頭の検査に比べて総じて感度が落ちることが知られています。すなわち、感染者の見逃しが増える可能性があるということです。このため、鼻咽頭の検査を全て唾液で置き換えられるということには、残念ながらなりません。


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    総合内科医 医学博士

    選択肢が増えたという点では良いニュースだと思います。
    唾液のPCR検査については、鼻の中に綿棒をいれて行う鼻咽頭PCR検査に対して、感度が落ちるという報告もあれば同等であるという報告もあり、まだはっきりとはわかっていません。前者の例として、オーストラリアの報告では鼻咽頭のPCR検査が陽性であった39人の中で、唾液のPCR検査が陽性であった人は33人にとどまった、と報告されています。鼻咽頭検査をしていれば陽性とわかったのに、唾液検査をしたせいで感染が捉えきれなかった、という人が一定数出てくることが示唆されています。
    Saliva as a non-invasive specimen for detection of SARS-CoV-2
    https://jcm.asm.org/content/early/2020/04/17/JCM.00776-20

    検査については感度を高める努力が非常に重要なので、鼻咽頭スワブが主流という状況はしばらく続くと思います。一方で、医療者側の防護服やN95マスクが足りない場合や、鼻中隔が曲がっていたり鼻血が出やすかったりという患者側の問題がある場合には、唾液検査が積極的に活用されるべきだと思います。


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    産婦人科専門医 医学博士

    検査時にくしゃみを誘発することによる感染リスクを避けられる点で有用ですが、
    鼻咽頭検査に比べて感度が低い可能性があるので、全てとってかわることはないかと。

    防護服がない施設などでの代替手段としてはとても有用。

    あと、これによって検査が簡便に行えるようになる→検査拡充、といったご意見をテレビで耳にしますが、

    現状、症状があったり濃厚接触者など検査が必要な人には検査行われており、
    さらに検査拡充となると、無症状の人に行うことになりますが、鼻咽頭検査であったとしても発症前日で感度30%とかなり感度が低いので、唾液検査やとさらに感度低いでしょうし、
    唾液検査→検査拡充、とはならないと思います。


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