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布マスクの契約額260億円 配布済みは4800万枚

共同通信
布マスクの契約額260億円 菅義偉官房長官は1日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため全世帯へ布マスクを配布する費用...
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先日EBPM(Evidence-based Policy Making)という言葉を学びました。マスクの感染予防効果はまだ確かなものはありません。発症者がうつすリスクを減らす可能性がある程度です。
根拠をもって政策が決められるような社会がいいですね。
マスクが飛沫を減らす作用の検討は、この新型コロナのアウトブレイク後に進んだくらいで、まだまだわかっていないことも多いです。

一応、マスクの効果に関してはメタアナリシスがあり、一般的な呼吸器疾患の感染リスクを 0.59倍にし、インフルエンザ様疾患を0.34倍にするそうです(※)

※Offeddu V, et al. Clinical infectious diseases 2017; 65:1934-42.)(この結果には異論があります)。

もちろん、『だから”いつも”マスクをしなければならない』ではありません。
『コロナ前の状況』であれば、感染症の流行期であるとか医療機関内であるとかでなければマスクは不要だったはずです。これは、感染リスクが低い状況であり、マスクの効果が低くなるからです。

あくまで、現在の新型コロナに対する予防接種のない状況であるからこそ、実効再生産数をすこしでも減らすという観点でマスクをする、という考えになるのだと受け止めています。

最近のBMJのレビューでは、

『一般市民はマスクを着用すべきではないという提案は、ある程度までは妥当であるが、マスクをより多く製造するための議論であり、マスクの恩恵を受ける可能性のある人々にマスクを拒否するための議論ではない。』

と述べられています(※※)。

※※ Greenhalgh T, et al. Face masks for the public during the covid-19 crisis. Bmj 2020; 369:m1435.

本来は、布マスクの配布という戦略自体はいけなかったわけではないと思うのです。今回の問題として最も大きいのは、コストがたかくついている上に、配布までの時間がかかりすぎていること、すでに一般的なマスクが安価にてにはいるようになりつつある現状に変わってきたため、この膨大な予算を別の予防策に差し向ける必要性があるのに方向転換できていないことと考えています。
布マスクを必要としない事態になったことは喜ばしいし、予算が圧縮されたことも良かったですが、実行も軌道修正の判断も遅いですね、、、。
既に、マスクが一般流通している現段階で、使うかどうかわからないものを一方的に配布する意味があるのでしょうか?

配送料だけでもすごい金額でしょう。予算を効率的に活用するなら、配布は取りやめれば?とも思います。

もともとは、よい視点だったとしても、タイミングを逸したら、意味はありません。

マスクが買えない時に配布するのは正解ですが、普通の価格で買えるようになった時点で、「古い布マスク」を配布するために、巨額の予算を使うのは、どうでしょう?

その予算、他で有効利用できませんか?

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません