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【厳選リスト】シリコンバレーが誇る「トップ投資家」11人
2020/6/6
アップル創業前からスティーブ・ジョブズを支えたセコイア・キャピタル。グーグルにエリック・シュミットという経営者を引き合わせたクライナー・パーキンス。フェイスブックの成長期に技術幹部まで派遣していたアクセル・パートナーズ・・・。
シリコンバレーの有名ユニコーン企業の裏側には、必ずといっていいほど、名門ベンチャーキャピタル(VC)の存在があることは、本特集で述べてきた通りだ。
しかし、これをもってして「あのセコイアが投資した、注目のユニコーン!」などと、もてはやすのも、また早計だ。
実は、どんな名門VCでも、2、3人ほどと限られたパートナーが圧倒的に優秀、というのが偽らざる実態だからである。
「同じ名門VCに所属する、それ以外のベンチャーキャピタリストとの間には、明確なパフォーマンスの差があります」
と、SOZOベンチャーズの中村幸一郎氏は指摘する。
また、パフォーマンスの高い投資家であっても、これまた明確に「得意な分野」というものがある。
例えば名門クライナー・パーキンスの元パートナーで、人気のレポート「Internet Trends」を執筆するメアリー・ミーカー氏は、ソーシャルメディアへの投資案件は高い実績を誇るが、フィンテックやヘルスケア分野の案件は鳴かず飛ばずなのだ。
SOZOの松田弘貴氏によれば、フィンテック分野の投資家の成績を調べ上げてランキングにすると、「トップ10のうち8人は、フィンテック分野でしかランクインしてこない投資家です」というから、実に興味深い。
さらにその中でも、得意分野が「細分化」されているのだという。一例を挙げよう。
フィンテック分野のトップファンドに、QEDインベスターズというVCがある。しかし、だからといってQEDが投資したフィンテックスタートアップの全てが素晴らしいわけではない。
QEDのトップ投資家の一人が、フランク・ロットマン氏。しかし彼は、融資や決済、資産運用サービス分野の目利きではあるものの、これが保険分野のインシュアテックとなると、実はあまり得意ではないことが実績から明らかになる、というわけだ。
そこで今回は、かくも緻密に「腕利き」「得意分野」を個人名ベースで徹底研究して割り出しているSOZOが、本当のトップベンチャーキャピタリストをピックアップ。
全11人の名前を、得意ジャンルと共に一挙紹介しよう。
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この連載について
アップル、グーグル、フェイスブックを育ててきた、シリコンバレーのベンチャー投資産業。その輪の中にいる投資集団「SOZO」が、初めてベンチャー投資の舞台裏を案内する。
Apple is among the largest companies in the world, with a broad portfolio of hardware and software products targeted at consumers and businesses.
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0.00 円
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