『#BlackLivesMatter』企業も黒人差別に抗議、力強いメッセージ続く Netflix「私たちには声を上げる義務がある」
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注目のコメント
寄付いたしました。
*ミネソタフリーダムファンド
https://minnesotafreedomfund.org
日本人が何を当事者意識出してるの、、、と言う声があるのは理解しておりますが、取引先含め、多様な人種の人と仕事、交流をしております。
遠く離れた場所の違う人種同士の争いだからと、沈黙はしません。
自分も、自分の子供も、たまたま日本に生まれたので不当な扱いを受けることはありません。しかし、海の向こうの彼らは未だに不当な扱いを受けたり身体的に傷つけられたりしています。
現在のルイヴィトンのクリエティブディレクターである
ヴァージル・アブローは、15年前、ほとんどのファッションショーに入れてもらう事はできませんでした。門前払いです。
その後、FENDIでインターンをして(既に成功を収めていたカニエ・ウエストが導き、一緒にヴァージルの為にインターンをしたのです)、オフホワイトの前身、パイレックスビジョンを立ち上げます。その後の活躍はご存知の通りで、彼の存在はアメリカのブラックキッズに大きな希望をもたらしました。
もし、多様性を否定するのであれば、クリエイションの放棄と同義になります。小難しいことに関わらないようにして、何も起きてないようなフリは少なくとも自分自身はしたくありません。
今回の事件は大きな問題で、それに準じて起きている各都市での暴動や強奪には賛同しませんが、もうこんな下らないことは2020年の今、終わりにしなければいけません。
特にコロナ禍で世界中が苦しみを共有しているタイミングで、人種同士の分断なんてあってはならないと思います。17世紀から19世紀にかけて西アフリカからアメリカ大陸に連行された黒人奴隷の歴史。ブルースはアメリカ南部の人たちの辛い労働環境や境遇を背景に生み出した音楽。西洋音楽でいう3度の音(ドに対するミ)がブルースでは訛る(ブルーノート)。ブルースはほとんどが失恋や求愛に対する音楽であるが、これは当時、面と向かって言えなかった白人への意思表示の方法のひとつであったという。
ブルースの歴史をたどると、シカゴやセントルイス・デトロイトやNYへ田舎から都会へ移動していることから、白人に対する何らかの気持ちの表れと言えるのではないかと思う。
歴史は深い。
あえて声を大きくあげることが本当に大切なことだと感じる。黒人差別とかではなく、人種差別、ひいては自分と違う異形・異文化・異思考に対して人間は差別をしやすい生き物というのが問題の根底。
自分、日本人ですが、アメリカ圏やヨーロッパ圏で差別を受けたと感じることも多々あります。白人種からだけでなく、黒人種からも。
生き物は本能として、放っておけば、自分の遺伝子を守る・繁栄させるために異なるものを排除しようという方向に思考が行きます。
つまり、教育と個々人の意識によって「人間的」な思考と心を獲得しないと差別をしない人間にはなれません。
差別については教育と個々人の意識を高めることでしか解決しません。「黒人差別」を論点にしているようでは、いつまでたっても世の中は変わりません。
人種ではなく、人間として一人一人の「自分と違う」を受け入れ、相手を尊重することができる人間、社会を作らなくてはなりません。