「プロダクトの評価」と「会社としての評価」は直結しない
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よいプロダクトを生み出すのも往々にしてよい経営チームであり、組織も抽象的にはひとつのプロダクトだったりする。
経営においては商品市場、労働市場、資本市場にすべて向き合っていかなければならない。最初は商品市場でユーザにだけ向き合っていればよかったところが、スケールしていく段階で組織やメンバーに、そしてさらに成熟して上場していく段階で投資家や株主にも向き合っていく必要が出てくる。
センターピンは変わらないけれど、よくも悪くもゲームが複雑化していく。本質は見失わず、でもしっかりと変化していくゲームのルールを見極めていくことが大事ですね。プロダクトは会社の数ある価値のうちの一側面であり、プロダクトが評価されたからといって、会社が同じように高く評価されるとは限りません。
スタートアップの成長フェイズが進むにつれ、より会社としての総合力が問われるようになるという点は、注意が必要です。
ご参考までに、シニフィアンが運用するグロースキャピタル「THE FUND」では、主に以下の5点を重視しています。
・経営チーム
・事業の本質的価値
・上場の蓋然性
・財務体質
・投資条件
https://signifiant.com/競争優位性とか事業性とかってプロダクト面以外の部分も多分にあってかなり複雑なので日頃から説明できるように準備しておいた方が良いし、プロダクト自体に優位性があること自体ごく稀という印象がある。