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「危険なリアリティ番組」量産するTV局側の事情

東洋経済オンライン
日本のリアリティ番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんがお亡くなりになった。まだ22歳の若さだった。ご家族、ご友人、そして何よりそこまで追い詰められたご本人の気持ちを考えると、やり…
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記事にある通り、テレビ局にとっては安上がりで作りやすい、「おいしい」フォーマットなのでしょう。あらゆる場面で「共感」が重視されるいまの時代性にもフィットしています。
現実の人生はリアリティ番組で描かれるほどドラマの連続でもハプニングの連続でもないのですが、制作現場はあたかもリアリティ番組を「リアル」のように見せることにエネルギーを注ぐあまり、出演者一人一人を生身の人間として見る意識が薄れてはいなかったか、という気がします。
世界で30人以上が自殺しているとの報道もあります。リアリティーショーは、テレビがメディアの王様だった時代に発案され、人気を伸ばしてきたコンテンツです。テレビの中では「素の姿」が新鮮だったわけですが、SNSの時代は「素の姿」が前提です。今はコロナ禍で番組制作ができないこともあり、SNSのコンテンツがテレビを飲み込もうとしています。そういう時代状況の中で起きた木村花さんの悲劇です。様々な問題を内包し象徴もしています。かつては、テレビでリアリティーを演じても、番組が終われば自分自身に戻れたと思います。しかし、今はSNSの「リアリティー」が待ち受けています。自分自身に戻れない「新日常」が続くことになり、心が耐えきれなくなったのだと私は考えています。
この問題は、全員が発信者である時代の、作法から人生観、社会思想までを含めた深い深いものを提起していると思います。毎日SNSを使う身としても、やりきれないです。

真偽は確認できませんが、この問題の女性誌報道で「キスまで行ったら5万円のボーナス」がありました。昔の話だということですが、テレビの業を見るようでイヤでした。これは蛇足でした。
日本ではリアリティーショーはあまり受け入れられません。かつて米国で大ヒットしたサバイバーをTBS がフォーマットを買って日本版を制作しましたが、大失敗しました。恋愛リアリティーショーだけはいくつかはそこそこ成功していましたが、今回のことで、誰も手を出さなくなるでしょう。作り物なのにリアルだと嘘をついて作る番組など存在すべきではありません。今回のことで初めて、テラハはリアルなどではない演出されたものだと知った視聴者も多いそうです。テレビ局は視聴者を騙してはいけません。
恋愛リアリティショーは、昔で言うトレンディドラマの位置付け、ということを言っている人がいてとても納得しました。現実にはないとわかっていながらも、ひょっとしてあるかも、みたいな感覚で、進行にあわせて見ている人同士ででわいわい話をすることも含めて面白い、みたいな感性はフォーマットは変わっても時代を越えて普遍的なんだな、と感じます
お金や愛などがからむリアリティ番組は盛り上がりやすい。そして、記事にあるように出演者が素人であることも多くギャラも抑えられる。オーディション番組も人気になりやすい。コストを抑えてスターを作れるという点でも制作サイドとしてはありがたいところだろう。