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終わっていない。
世界唯一無二の立場から
・テクノロジーのコモディタイズや
・中国・インド・欧州等の勃興や
・過剰流動性
などの理由によって世界各地のスタートアップハブ都市へ分散し、その結果以前よりも相対的に一強の地位が弱まった、という事に過ぎない。
ちなみに世界2位の地位は北京である。中国にはスタートアップハブ都市が他にも深圳、杭州等複数あり、その結果米中は国全体として比べるとそのスタートアップエコシステムの大きさはほぼ誤差の範囲で拮抗した。もう数年前からオワコンバレーって言われていますしね。
シリコンバレーでスタートアップのピッチコンテンストの審査員をやらせていただきましたが、シリコンバレーのエコシステムしか知らないスタートアップ創業者達は、自分達がいかに現実性がないバリュエーションを付けているのか把握していないと思いました。シリコンバレーは相変わらず有能な人材やVC、新しいものに前向きな風土があり、引き続き新規テクノロジーをリードするベンチャーは生まれるのではと思う反面、確かに小さなバブルに住んでいる世間知らずも多いとは思います。
以前Accelerating Asiaというアクセラレーターと一緒にシリコンバレーの500StartUpsを訪問し、いろいろなスタートアップと情報交換しましたが、アジアのスタートアップは(技術的な新規性はさておき)「リアルな課題」により向き合っていると思いました。アメリカのベンチャーの多数が「あったら便利かもね」なアイディアに対して、アジアのベンチャーは高齢化や人身売買など根深い課題を解決しようとしているベンチャーが印象的でした。
シリコンバレーのタレントを、リアルな根深い問題をかかえる新興国に分散させたら、どんな革新が起こるかなぁ…と考えてしまいますね。
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