「ハレ感消費」が先導する、ポストコロナの経済
フロンティア・マネジメント
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注目のコメント
この記事の趣旨をもっと端的に言い表すと
ポストコロナの経済では、お金が「貯蓄市場」から「消費市場」に移る
というお話。
仮にこの通りになるとすれば、貯蓄市場をテリトリーに持つ投資信託や不動産などの投資商材は売れ辛くなりますね。
そうなるとマーケティングの形も「人生いろんなリスクがあります。皆さん、老後のためにお金を貯めましょう!」より「リスクを考えすぎて、老後にお金を余らせても虚しいだけですよ。皆さん、もっと使いましょう!」的なアプローチ(の商材)が増えていくのかもしれません。
JCBのCMなど正にぴったりです。
買い物は、世界を救う。 JCB「絶対的時間の有限性を認識した人は、圧倒的なハレのサービスを求める。
中途半端な時間消費をすると、費消してしまった時間の回復が絶望的に困難だからだ。」
共感。非日常体験をみんな欲する。経済の話に加えて、記事前半の「死生観」考察が面白い。
災害や病気の流行した時に人々がそれをどう物語化してきたのか、消費と切り離せませんよね。
記事より。
「19世紀から20世紀前半、結核による死の象徴は若者だった。プッチーニの『ラ・ボエーム(初演1896年)』、ヴェルディの『椿姫(同1853年)』など、美しいヒロインが若くして結核で亡くなるオペラが作られた。ブロンテの『嵐が丘(1847年)』など文学の世界でも、ヒロイン、結核、死という組み合わせの物語が世界中で紡がれた。
ミレーの『オフェリアの死』のように、結核患者の見た目に強く影響された絵画が増えたのもこの時期だ(福田真人)」