米経済、大半で急激に収縮 FRB、宿泊・外食が低迷
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注目のコメント
需給バランスの悪化により自然利子率が低下したら、金利調節したらいいってのが定説だったわけですけど、今ゼロ金利。
はて、どうするんでしょ。
となると、マイナス金利の導入による功罪を議論するってフェーズにはなりますよね、たぶん。
ちなみに金融危機による自然利子率の低下期間は5－10年で、感染症は20年かけて低下させて、20年かけて元に戻ったのが過去の感染症における分析だってかいてたような。
https://www.imes.boj.or.jp/japanese/newsletter/nl202005J4.pdf
金融危機をはるかに上回る金利へのインパクトをゼロ金利の今、どうハンドルするべきなのかって完全に正解の回答できる人はいないはずなので、たぶん試行錯誤しながら財政と金融政策の両輪でバランスとっていくしかないんだと思います。ベージュブックで全地区で活動低下となりました。
これ自体は織り込み済みというか、当たり前ですよねということで市場は冷静な反応です。2週間後のFOMCではこれを元に議論が行われます。
一方で、今後は感染状況に地区によって差が出てくることが考えられます。そうなったとき、全国一律の経済対策を続けるべきなのか、より範囲を絞った支援に変化していくのか、判断が注目されます。「米経済、大半で急激に収縮」という見出しはショッキングですが、４月に出た日本銀行のさくらレポートも、日本の全地域で景気判断が大きく落ち込んでいるとしています。「宿泊・外食が低迷」というのも諸先進国で同じでしょう。急激に縮小は既に誰しも感じていることなので、今後のFRBの適切な運営と早期の景気回復に期待します。(^^)
