スペースX有人飛行、悪天候で延期に
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手に汗握りながら実況を見ていましたが、残念でしたね。
ISSにドッキングするためにはISSがだいたい真上を通るタイミングじゃなきゃいけないので(だいたい1日に1回 - 軌道面変更は燃料を食うので)、ローンチ・ウィンドウが短いのです。で、そのウインドゥが今はちょうど夕方あたりになってるみたいで、フロリダの夏は毎日夕立があります。そんなわけで、土曜日も期待せずに待つのがいいと思います。神も恐れぬイーロンマスクも天気はコントロールできません。
10年くらい前、シャトルの打ち上げを見にいった時も、結局見れるまで3回フロリダに飛びました。やはり天気での中止が一番多かったです。これは仕方ないですね。
ちなみにNorthrop(以前のOrbital Sciences)のペガサスとか、ヴァー人のLauncher One, SpaceShipTwoなど、空中発射のメリットはここら辺にあります。飛行機はだいたいいつでも離陸できるし、天気がいい高度・場所まで飛んでいけるので。
【追記】そう。10年前は石松さんとはるばるフロリダに3度もいったのです。
1回目→飛行機が着陸した瞬間にもう打ち上げ中止が決まってて(センサーかなんかのトラブル)、そのままアニマルキングダムに直行。ライオンさんとか見て、翌日にKSCにいって観光してサターンVとか見て、帰る。
2回目→天候でどんどん延期、4日くらい待ち続け旅行も伸ばしたけど僕は外せないミーティングがあり泣く泣く帰ったら翌日に飛ぶ
3回目→山崎直子さんが乗ってたフライト。1発で見れた!美しいナイトローンチでした。書くと長いので省きますが、僕の人生を変えた体験でした。
やー、ロケットの打ち上げ、まじ人生変わる体験なのでみなさんぜひ機会あったらフロリダなり種子島なりいってみてください。やはり特にでかいロケットは感動が桁違い。フロリダは打ち上げ延期されても遊べるところが近くにたくさんあるのがいい。うちから車で3時間のVandenbergにも3回行きました、Delta IV Heavyと、Falcon 9と、Atlas Vをみました。Atlasは霧で音しか聞こえんかったけど。そういやAtlasも石松さんと一緒だったな。クルードラゴンの打ち上げには、風速が30ノット以下とか、10海里以内にかなとこ雲がないとか、その他雲や地表電界強度に関する判断基準12個に加えて、緊急脱出時に備えて、飛行経路に沿って50箇所以上の着水時の天候も基準を満たしてないとダメ。今回は3つ基準違反があったそうけどどれだったんだろう。
11年前、シャトル打ち上げを見にフロリダまで行ったときも、来る日も来る日も天気が整わず、延期に次ぐ延期で計4日も延泊しました。13人の大所帯で始まった旅も一人ずつ減っていき、最後まで粘り倒した暇人は僕含めて3人でした苦笑(一緒に行ってた小野くんは残念ながら仕事があって帰っちゃいました)もっと話題になってもいいと思う。2011年以来はじめてのアメリカからの有人飛行。民間企業からの実現。SpaceXの初ローンチから追ってたのでとても感慨深い。ソユーズは1人80億円以上かかるところが、SpaceXだと60億円ほどになるらしい。自国から、自国の技術で宇宙に行けるようになるまでに10年間は長かったし、これでまたロシアとの関係性も変わる。