日産3社連合、車種投資額を最大4割削減 相互補完の分業戦略
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注目のコメント
資本関係見直しの議論を棚上げし、リーダー/フォロワで効率を追求する。
持ち合い関係、親子上場、政府の関与。そんな環境の下で、本日示したリーダー/フォロワの整理に基づく効率経営をスピードをもって実現できるかどうか、経営手腕に注目。MMC益子会長の「結果が全て」というコメントが刺さった。パワーポイントの理屈と塗り絵ほどには、簡単な話ではない。下記が会社発表。セグメント×地域で、3社のうち1社がリーダーになるという形。
地域面では日産が担う中国・北米・日本については、日産の全販売台数の約7割。Renaultの開示が枠組みにピッタリではないが、欧州・ロシアだけで7割なのでもう少し高いように思う。あと、インドがどう扱われるかが今後という観点では気になる。
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/200527-02-j
生産については南米については集約の言及があるが、それ以外はない。開発だけなのか、それとも生産含めてなのか。生産までブランド超えて混流させるなら、グループ内仕切値なども論点に出てくる。また集約するなら、工場閉鎖などによって出てくる特損で経営維持できるかなども論点。
プランは出てきたが、下記で書いた資本や政府含めた複雑な関係に対して、答えが全部出ているわけではないと思う。
https://newspicks.com/news/4934953ようやく大型アライアンスの効果を使う戦略。
日産がリバイバルプランで復活し、その手腕からゴーン氏がルノーと日産双方を見る事になった2005年にこの戦略を見たかった。
ソコから15年間、何してたの?って話。