[パリ 26日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は26日、80億ユーロ(88億ドル)の国内自動車業界支援策を発表した。環境に優しい自動車の生産国として欧州首位を目指すという。またフランスの自動車メーカーに対し、国内での自動車製造を要請した。

記者会見で「われわれには動機付けとなる目標が必要だ。電気自動車およびハイブリッド車の生産を5年間で100万台以上に引き上げることにより、フランスを無公害車の生産で欧州トップに立たせる」と指摘。目標達成に向け、電気自動車の購入支援金を6000ユーロから7000ユーロ(7690ドル)に拡大すると語った。

さらにロックダウン(都市封鎖)措置により売れ残った40万台の自動車販売を支援するため、従来型自動車の購入者にも3000ユーロの補助金を提供するとした。全体の4分の3に当たる世帯に適用される見込み。

また現在国内で製造されている自動車モデルは海外で製造されるべきではないと述べた。

仏自動車大手ルノー<RENA.PA>については、将来的な電気エンジンの生産をアジアではなくフランスで行うと確約したとしたほか、b国内の従業員や工場を巡る経営陣と労組との協議が終わるまではルノーに対する50億ユーロの政府支援を認めないとした。