【大室正志】ストレス求め「サードプレイス」に行く人々
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以前NewsPicksMagazineで記事化された内容がネット転載されました。
本来であれば家庭と職場という役割期待から解放された第三の場所がサードプレイスなら、今はコミュニティ運営などむしろサードプレイスに役割期待を求めにいく人が増えています。
考えてみれば、かつては使役だった薪割りや火を起こすこともキャンプでは立派なレジャー。いつでもやめられることが保障された時、大抵のことはレジャー化します。
そう考えるとコミュニティやサロン等で進んで役割を求めにいくことも広義の意味ではレジャーなのではないかと思います。「これからの働き方・生き方」をテーマにまとめたNewsPicks Brand Magazineが、全国書店・コンビニ・WEBにて発売中です!
今回は本誌より、大室先生へのインタビューを全文掲載。
家でも職場でもない「サードプレイス」について、その役割の変遷をテーマに語っていただきました。
コロナ禍において「集まる」感覚が変わっているなか、「サードプレイス」の役割も今まさに変化を遂げている最中かと思います。
みなさんにとっての「サードプレイス」はどんな場所で、どんな意味があるか。ぜひコメント欄にてお教えください。
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決められるストレスから自ら決めるストレスへ。そのストレス(=固定的な役割がないこと)から逃れて良いストレスを得にいくための「サードプレイス2.0」(=役割を求めにいく)。その構造、よくわかる気がします。
盛り場の歴史なんかもそうで、上野広小路あたりなんかが典型的にそうですが、規制すると別の形での集いや盛りが展開される。そんなポートフォリオの自浄機能みたいな「見えない手」が働いている。
ウィークタイのような弱いつながりやコミュニティの数が幸せやウェルビーイングに相関しているといわれる現代。サードプレイスや「小さい盛り場」は、WFH(Work From Home)が普及していく中で、これからさらにどんどん変化していくと思います