知られざるスティーブ・ジョブズ・コレクション 画廊との20年
コメント
注目のコメント
ジョブズはソニーとも親交が深かったんだよね。
(本文抜粋)
松岡さんとよく話すようになったジョブズは、時折、自分のビジネスのことについて話すこともあった。
ジョブズは、当時のソニーの盛田昭夫会長のことをよく話し、「盛田さんにヘリコプターに乗せてもらって、東京を1周した」と笑顔で話していた。また、ソニーが開発したブラウン管の「トリニトロン」が欲しかったと話し、それに関する商談がまとまったときには、店内で子どものようにはしゃいでいた。
一方、IT分野のフロントランナーになっていたジョブズにとって、松岡さんの店に通った時期は、みずから設立したアップル・コンピュータから追放された時期とも重なる。この直前、松岡さんは、ジョブズが「おれは一株を残してアップルを去るんだ!」と厳しい口調で話していたのをよく覚えている。
(中略)
「ジョブズさんは自分のセンスや審美眼だけを信じて作品を選びとっていました。そうして選んだ作品は、新版画の傑作ばかりだった。彼が収集を続けていたら、間違いなく、新版画の世界で大きな影響力を持つことになったと思います。彼が集めたものを“スティーブ・ジョブズ・コレクション”として、ぜひ見たかった」ジョブズが新版画を収集したのは、十代の頃の親友の家に飾ってあったからという情報は、プライベートな心情をほとんど明かさなかったというジョブズだけに、スクープといえるのでは。
自分は新版画という存在を知りませんでしたが、その美しさや、ジョブズが価値の高いものを的確に選んでいったという話とかに、なんだか無性に感動を覚えました。少なくとも41点。そして、マッキントッシュ・コンピューターの画面にも版画の絵が。。。(キュン)個人的に、ゴッホが浮世絵好きな事を連想しました。好きです、日本のカルチャーに興味がある方々。