【名和高司】ユニクロにあって、「三菱商事」に足りないもの
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商社の現状の本質を捉えた、良い記事だと感じました。
商社とは関係無いですが、個人的に刺さったのは以下の点。
「統合報告書を出し、そこでSDGsのどの項目に取り組んでいるかを記載しています。しかし、内容はどれも大差なく、実態は各社とも横並びの「規定演技」です。」
→確かにw
「ファストリはもちろん柳井正会長の要素が大きくて、やっぱり考えていることのスケールが違いますよね。常に10倍を目指していくという志があります。
それだけ異次元の成長を実現しようと思えば、業界そのものを変えていく方法を考えるしかありません。従来の延長に、10倍の成長はありません。
そういう視点で世の中を見ているので、もはやアパレル産業、ファッション企業が比較対象ではないのです。」
→経営者のビジョン、志がとても大事!
ドラッカーの「三人の石工」のエピソードを思い出しましたが、自分は何をしたいのか?を改めて問い続ける必要があると感じました。
注目のコメント
タイトルがすばらしいですね。三菱商事は、優秀な人材を多数かかえ、しっかりと利益を出しています。しかし、ユニクロやソフトバンクといった企業にくらべれば、何かが足りないのではないか。そうした叱咤激励ですね。
三菱商事とユニクロではビジネスモデルが違うので比較にならない、というのは名和先生の指摘の本質を取り違えています。商社同士で比較していれば、いつまでも爆発的な成長を遂げることはできません。業界という枠組みを取り払って、未来を志向しなければ、結果として淘汰されてしまうはずです。
おもしろかったです。名和先生は経営学者という立場だけではなく、ファーストリテイリングや味の素で社外取も務めています。日々、日本のトップ経営者と議論を交わしているからこそ感じる、商社の改善点を語ってもらいました。
自身も三菱商事出身であり、商社の論理を知っているからこそ語れることがある。名和先生の言葉は厳しくも、商社出身ならではの愛のあるメッセージが詰まっているように思います。
個人的にも今回の特集を通して、商社が大企業病に陥っているのではないかと感じました。とてもシャープな方たちばかりなのですが、高収入や海外駐在という特権の維持、そして上長からの評価を気にしすぎるあまり、身動きが取れなくなっているのだと思います。伊藤忠で働いてましたが、体育会系で根性あって賢さも兼ね揃えたお兄さん、お姉さん、おじさんたちが頼まれてないのに自発的に毎朝6時とかに出社してモーレツに働いく。数字へのコミットがすごくて引くぐらいネゴる。もちろん皆が皆そうではないですが、そういう人に囲まれ、その環境が当たり前。毎年新卒はふるいにかけられ人間力と学習力高い人材供給100人越え。転職して改めて気づきますが、これは本当に奇跡的にすごいです。まだまだ稼ぎ続ける方に賭けます。
(割と記事と関係ないこと言ってます)