新着Pick
292Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
まず、マレーシアでは、5月半ば以降、新規に確認された感染者が増え続けています。5月10日あたりには30人程度であった毎日の新規感染者数は、15日を過ぎると毎日200人以上に跳ね上がりました。
 なぜかというと、外国人を検査するようになったからです。人口3100万人のマレーシアには、500万人程度の外国人労働者がいます。5月はじめまで、マレーシア国民の間のクラスターを追跡するのに手一杯でした。なお、マレーシアのこれまでの累積の感染者7400人のうち、半分は「タブリーグ」というイスラームのグループの集会から広まっていったクラスターです。「タブリーグ」というのは、南アジアを中心に世界に4千万人はいるといわれますが、ふだんは近所の仲間と生活をお互いに律して、長期の休みを取っては世界中を旅行しては交流して、信仰を語り合う、というだけの活動のグループです。彼らがしていたのは、「大規模礼拝」というより、2月末からの5日間に渡る研修交流合宿です。密集して雑魚寝して、語り合っていました。その後、地元に帰って、クラスターを形成しました。タブリーグは、パキスタン、インド、バングラデシュやインドでも、大規模集会をやっては地元に帰ることで、各地に何千ものクラスターをつくりました。
 5月になって、感染者数が落ち着いてきたので、外国人労働者を検査したところ、果たして、工場や建設現場丸ごと、あるいは集合住宅丸ごとなどで、数百人単位の感染者が相次いで確認され、現在も増え続けています。ミャンマー人、バングラデシュ人、ネパール人などの外国人労働者が捕まっては外国人収容所に送られていますが、500万人いるうちのまだ2000人程度ですから、とても追いつきません。5月25日の新規感染確認者は172人でしたが、うち159人は外国人で、112人は外国人収容所で、44人は1つの工事現場で確認されました。
 シンガポールは居住者人口560万人、国籍保有者250万人、外国人労働者300万人ですが、4月から外国人労働者の間で感染が毎日1000人以上確認されるようになったのとよく似ています。外国人労働者がいないと回らない経済の構造も、両国はよく似ています。ただし、マレーシアの場合は外国人労働者がはるかに管理・把握されておらず、不法滞在者が300万人程度なので、シンガポールほど徹底した隔離はできないでしょう。
マレーシアは、コロナ禍が問題になり始めたタイミングで「選挙なき政権交代」が発生。指導力を危ぶまれたムヒディン首相が世界的に見ても、かなり厳しいロックダウンを敢行。なお、余談ですが、この動画の冒頭のムヒディン首相のマレー語スピーチの字幕を担当しました。

マレーシアの外国人労働者は重要な課題です。不法労働者も少なくありません。今回、どの程度感染が広がったのかは不明ですが、ロヒンギャについてはこちらのNewsPicksオリジナル記事を参照。
【ロヒンギャ】「緩衝国」マレーシアへの期待と見えぬ将来
https://newspicks.com/news/2646353/

ムヒディン政権誕生のプロセスについても記事を出しています。
【解説】裏切り、汚職、再起。「マレーシア政変」の人間ドラマがすごい
https://newspicks.com/news/4713996/
マレーシアは制限付きではありますが、5月4日にロックダウンは解除しています。3月中旬から1ヶ月半は自粛でなく強制だったわけですが、解除によりだいぶ人が出てはいたようです。

ラマダン時期は日中に食事をとらず、陽が沈むとみんなで集まって食事をとるので、むしろ家族が集まるイベントであり、感染が広まりやすい環境ではあったと思われます。

クアラルンプールを本拠とするエアアジアは就航再開時期を刻々と変えながら、しかし1日でも早く再開するようなスケジュールを常に出していた感じ。日本ほどノンビリと経済止めていいという話にもならないところが、自国での封じ込めを難しくするとは思います。
解決の難しい問題。
昨年末に進出したマレーシア支社から、日々現地の様子が報告が上がってきます。ロックダウン明けもまだ外出する人は少ないながら、案件も少しずつ動き出すなど徐々に回復の兆しも見えていると聞いています。
動画にもあるコロナと共存していく「ニューノーマル」に、徐々に適応させて生きていくしかないと思います。
日本より一足先に外出規制を解除した風景。ジャーナリストの海野さんのレポート、必見です。
中国では報復的消費がやってきて各地域ともたいへんだったが、
映像を見てみると、中国以上だったね。
マレーシア華僑のせいか。
マレーシアの報道はがくちゃん (Gackt Channel) のほうが早かった

ロックダウンが一部緩和されたマレーシアの現状
https://youtu.be/xC9ESfde8aw