【WEEKLY OCHIAI】“リモートワーク疲れ”の正体を解明せよ
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出演させていただいて個人的にも学び気づきが多かった今回。緊急事態宣言が解除されてもすべてが元どおりになるわけじゃない。各個人・組織に適したリモートワークのあり方を探っていけたらいいですね。
1. 家に仕事空間を持ち込んでゆとりがなくなった(JINS井上氏)
→じゃあ自粛解禁後は近所のカフェ等やリモートワーク用の個人スペースがあればよい
2. 同じ画角に収まるのは「身体性」の維持を求めるシステムで苦痛である(落合氏)
→広角カメラや複数カメラで対応できる
この2点は技術的に解決可能なのであまり本質的ではない気がする
3. 内的動機の5要素、例えば全体性が削がれるとやる気を失う(リクルートキャリア藤井氏)
4. 計画性のない雑談や出会いがなくvibesやオンオフがない(東大暦本氏、キャスター石倉氏)
→ではそれを補完する情報共有が可能になれば解決する
5. リモートには良さも悪さもあるのでリアルと融合した方がよい(Waris田中氏)
→そりゃそうだ
6. 散歩しながらやるなどいかに楽しくやるか(慶応宮田氏)
→そっちか・・・
私はリモートで疲れるのって、一種の「感情労働」を普段している人にとってやりにくいからなのではないかと思います。
ここでいう「感情労働」とは、
・雰囲気で相手を丸め込む
・相手のアウトプットに対してののしる
・相手の感情の機微に触れるかもしれない話(たとえば交渉事)をする
など、業務ではあるが、人間の感情を大きく動かす、あるいは動かしかねないシチュエーションの仕事。
極端な話、目の前にいれば、ぶん殴ることだってできるし、近接格闘を身に着けていれば絶命させる物理的な可能性は存在する。それが出来ないのがリモートの本質ではないだろうか。
そして、日本の既得権事業者のホワイトカラー業務の殆どは、ライバルに打ち勝ち権力を得て、自分より弱いものをののしることなので、それがやりにくくなってしまっては、役割を失ってしまうし、やられる方も緊張感を失ってしまう。番組を観てくれた人が「リモートワークの最適解」を探るために参考になるような回にしたい。そう考えて先週の番組のライブ配信に臨みました。
オフィスかリモートか。緊急事態宣言が全国で解除された今、新しい日常を獲得する過程でみんなが必ず直面する問いに対する最適解を見い出すための一助になれば嬉しいです。
ダイジェスト記事では議論の一部しか紹介できていませんので、ぜひ本編をご覧ください。