「リアル課題」に挑む数だけ、ブランディング技術は豊かになる

2020/6/4
プロジェクト型スクール「NewsPicks NewSchool」では、7月から「ブランド・ストラテジー」を開講します。
プロジェクトリーダーを務めるのは、電通クリエーティブ・ストラテジストとして資生堂、ユニクロ、トヨタなどの大企業から、SHOWROOM、NewsPicksなどのスタートアップまで。様々なプロジェクトで事業開発からマーケテイング企画・クリエーティブ開発まで手掛ける工藤拓真氏です。
こちらでは、プロジェクトの概要と工藤氏からのメッセージをお届けします。
NewsPicks NewSchoolとは
【募集開始】プロジェクト型スクール「NewsPicks NewSchool」が目指すこと
プロジェクトの概要
ブランディングという言葉は、様々な誤解を生んできた。
短期的な獲得広告(刈取り)の対義語として「儲からないけど大事」と語られるブランド広告や、表面的なカッコよさだけを気にしたデザイン刷新は、ほんとうのブランディングとは似て非なるもの。
そうではなく、売る人と買う人の間に、豊かな関係を築く行為。もしくは、事業成長(稼ぎ)を実現しながら、独自の視点で世界を彩る経営手法。
それこそ、「ブランディング」である。
他の経営手法が数字に裏付けされた「再現性」を第一に求める中、ブランディングでは単に「再現性」を高めるだけではダメ(コモディティ化のジレンマ)。
ましてや、情報はスマホですぐに見つかる時代。求められるのは、数字や論理だけでは創れない「独自性」を磨き上げ、世界のどこにもない、唯一の存在として、商品やサービスを彩ること。
そのため、この講義では、まず発想力の強化に徹し「アイデア体質」になることを目指す。
その上で、資生堂やユニクロ、トヨタといった大企業やNewsPicksやSHOWROOM等のベンチャー企業といった、様々な成長ステージのブランド育成に参画した経験をもとにした「ブランド・マーケティングの型」を徹底演習する。
3か月の間、講師や仲間と並走し続ける長期講座だからこそ、ロジカルにもクリエーティブにも偏らず、右脳左脳を何度も行き来しながら、双方の思考の型が身につく。
前半では「実在するブランド課題」、後半では「自身のビジネス課題」に挑戦。講師陣からの直接コンサルティングを受けながら、実務や副業へのフィードバックも実施する。
*NewsPicksがフォロー体制を敷きながら、チーム・個人で実際にクライアント提案業務を行う機会を用意する予定。得られる対価(稼ぎ)は、もちろんチーム・個人に還元します。
求む、『リアル課題』
実践を重視する「ブランド・ストラテジー」プロジェクト。day3(8/11)では、実際の企業の『リアル課題』に対し、プロジェクトの参加者がソリューションの提案をします。
たとえば、ユーグレナさんからは以下のような「からだにユーグレナ」に関する『リアル課題』を頂いています。
「石垣島ユーグレナ」は、 2005年に世界で初めてユーグレナ社が食用屋外大量培養技術の確立に成功した藻の一種。動物と植物の両方の特徴を持っており、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など59種類の栄養素をバランスよく含んでいる。栄養豊富な特長に加え、免疫力向上、ストレス低減、睡眠の質向上など様々な機能性が解明されてきており、ヘルスケア分野などでの活用が期待されている。ユーグレナ社では、これらの機能が対症療法ではなく長期的な健康の基盤を底上げし、健康寿命延伸に貢献するものとして着目している。
※出題者は、資生堂で最年少ブランドマネージャーとしてアネッサなどのグローバルブランドの責任者を歴任し、ユーグレナのマーケテイング戦略を統括するマーケター。

大企業からベンチャーまで大事になる「ブランド創りのミッション設計」について語っていただく予定です。
講義の中では、課題を解くための土台となる思考法を学びながら、実際に頭や手を動かしながら、ブランディングのための戦略立案を実践し、最後には出題者に対してプレゼンテーションを実施。
結果次第では、企業にアイデアをお買い上げいただき、スクール生自身の「稼ぎ」として還元します。
またNewsPicks読者である企業の方々からも、ブランドに関する『リアル課題』を募集しています。詳細は下記をご覧ください。
募集条件
・参加者のアイディアを実現させることのできる権限者であること
・8月11日の中間ピッチコンテストへのゲスト参加が可能であること

『リアル課題』をご提供いただける方は以下フォームよりエントリーをお願いします。

書類選考、ZOOM面接を実施の上、限定一社に限り採用させていただきます。書類選考の締め切りは6月30日(火)までとさせていただきます。書類選考通過者のみ、ZOOM面接のご案内をいたします。
https://forms.gle/38Jy4e8CPTmmMuPx7
スケジュール
前半:リアルなリブランディング課題に挑む

Day1 7/14 19:00-22:00
戦略クリエーションの基礎+インプット革命
「ブランドとは何か」を突き詰める前に、企画やブレストの現場でロジックや数字に縛られがちになる発想法を見直し、ロジックとクリエーティブを柔軟に行き来できる「アイデア体質」になる型を習得する。また、読書術やヒアリング術を中心に、「情報をゲットして終わり」にしない、実践で活きるインプットの方法を学び、3か月内での学習濃度を飛躍させる。

Day2 7/28 19:00-22:00
ブランドマーケテイングの核心(価値創造と価値伝達)
ブランドは、既存のマーケティング論だけでは創造できない。思いつきのみに頼るのもダメ。「人類学などの社会科学」や「脳科学などの自然科学」といった歴史の叡智も借りながら、実践知と混ぜ合わせ、ブランドの本質を構造的に把握する。しかし、その学びをそのまま鵜呑みにするのではなく、自らの手でブランド策定フレームを再構築(リフレーミング)し、経営者から営業セールスの現場まで、ブランド関係者すべての人を動かすために、価値を1枚のシートにまとめた「骨格図」を作成する。

Day3 8/11 19:00-22:00
仲間を増やす「プレゼンテーションと政治の技術」+中間課題ピッチコンテスト
ゲスト:出題企業マーケ担当(NewsPicks、ユーグレナ、+1社)
NewsPicksが募集した企業のリアルなブランド課題について、参加者のアイデアを希代のブランドクリエーターや課題主題企業に直接ピッチ。質疑応答を行いながら、実践者たちのフィードバックを受ける。また、ピッチを通じてプレゼンテーションの方法自体も個別クリニック。お客さまはもちろん、社内外のステークホルダーの人々を、自分のブランドの仲間にするための方法論を学ぶ。単に上手いプレゼンをする、だけではなく、上司や顧客の利害に沿った提案や交渉を行う政治力を会得してはじめて、ブランドは現実化する。
後半:自分のブランドの魅力を創る、届ける

Day4 9/1 19:00-22:00
成果を最大化するクリエーターとの共創術(オリエン、対話、フィードバック)
ゲスト:最終調整中
ブランドの伝達は一人ではできない。優れた表現者やデザイナーとの共創こそ肝となるが、どこまでを委ねるかの判断は常に難しい。クリエーティブ・コンプレックスを克服し、様々なクリエーターの才能を引き出すための術を身に着ける必要がある。そこでマスからデジタルまで、様々なブランドプロモーションを成功に導いた実践者から、理想のオリエンテーションのすべてを学ぶ。

Day5 9/15 19:00-22:00
想いを稼ぎに変える「ブランドのコアづくり(ミッション策定)」の技術
ゲスト:最終調整中
ブランドには必ず世界を幸せにする使命があり、思想がある。いや、なければならない。30億、100億、500億。様々な規模のブランドを創造し、育て上げた実践者から、ビジョンやミッションを企画書の上のキレイゴトに終わらせず、現実の世界にマーケティング実装するための術、価値伝達(プロモーション)の手前、価値創造(クリエーション)の実際を学ぶ。

DayX 9/22 19:00-22:00
【リアルイベント】最終ピッチゲスト:最終調整中
単なるプレゼン演習で終えないため、実践を踏まえた実践の舞台を用意(詳細はプロジェクト内にて)

Day6 9/29 19:00-22:00
売上も文化も創る、日本ブランド再興戦略
ゲスト:最終調整中
会得したブランドクリエーションの技術を、何のために使うのか。限られた人生だからこそ、どうせなら自分一人のためではなく、世のため人のためにブランドの力を使いたい。そう願う人々に、実践者から送る、未来の仕事のための金言
プロジェクトリーダーのメッセージ
精緻なデータ設計や綺麗な企画書づくりを学ぶだけでは、アイデア豊かなブランドは創れません。
そこで、まずブランディングの授業以前に、常識やフレームワークの罠にとらわれない頭の使い方を叩きこむことから授業をスタート。
その上で、あらゆるマーケティング活動の根幹である2つのブランディング手法を体系的に習得するプログラムをつくりました。
また、一流クリエーターや交渉のプロとの対話も用意し、そのアイデアを机上にとどめず、社会に実装するための表現力・政治力までも体得することを目指します。
レッスンの中では、現役の一流ブランド実践者たちにご協力頂くことで『リアル課題』に挑みながら、知識を蓄えていきます。
「読んで終わり」「学んで終わり」の知識偏重なマーケティング教育から一線を画し、ロジック(理屈)とクリエーティブ(感性)の両利きになるブランド思考の基盤(OS)を叩き込む3か月。
皆さんと学びあい、創りあう日々を、楽しみにしております。
プロジェクトで得られるもの
・NewsPicksに寄せられたリアルなブランド課題に挑戦する権利
(アイデア次第で即採用。報酬は受講生に還元されます ※詳細別途)

・自らが携わるブランド・クリエーティブ戦略についてプロジェクトリーダーからコンサルティング・ロジックとクリエイティブの両利きでブランドを磨く実践力

・センスや才能に左右されない、机上の知識ではなく、具体的な課題解決の武器となるクリエーティブ思考

・「稼ぎさえあればいい」でもなく「楽しさや独自性さえあればいい」でもなく、「意義も数字も両立させたブランド創り」「世界を善くしつつ、しっかり稼ぐブランド創り」に挑むメンバー、プロジェクトリーダー陣とのネットワーク
ブランド・ストラテジーは、7月14日(火)スタート。プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
【募集開始】プロジェクト型スクール「NewsPicks NewSchool」が目指すこと