中国の債務水準引き上げ、実行可能かつ必要-発改委の幹部
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「政府債務の対国内総生産(GDP)比率は2019年までで38.5%と世界的に見てなお比較的低い」とありますが、今回の問題が起きる前、中国の政府と民間を併せた借金はGDPの約2.5倍で、GDPに対する比率は米国とほぼ同じでした。違いは米国と比べ政府の借金が軽く民間の借金が重いことですが、中国の“民間”のかなりの部分は国有企業ですから、全体として米国と似た水準にあったと見て良いでしょう。
借金が重荷になって経済が日本化することを警戒して債務抑制に動いたと伝えられる中国ですが、その日本は政府と民間を併せてGDPの4倍、政府だけでも2.5倍の借金を抱えています。米国も日本も更に借金を増やすなか「債務水準引き上げ、実行可能かつ必要」という見解に違和感はありません。GDPに対して3%は一応危険水域と言われている。
中国は今度のコロナショックによって3.6%まで引き上げた。
金額でいえば3.75兆元(約56兆円)になる。
コロナの対策なので、とくに議論を起こしているわけではない。