IoT投資会社としてのXiaomiの投資先が300社超え
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以前Xiaomiの店舗を訪れた時、驚愕しました。もとはApple製品のパク..インスパイア系製品を中心に販売台数を増加させて市場の支持を得ていたのは知ってました。しかし店舗にはDysonの家電始め、iRobotのRoomba、日本の家電ではbalmudaなど、現在売れ筋家電の大半を模倣した製品ラインナップばかりでした。ここまで堂々とフルスイングしている企業が、事実市場から支持されているのであれば、世界から見ると脅威でしかありません。現在はEC事業も順調に拡大しているようですが、規模の経済を利用したサプライヤとの関係構築もしたたかに進めているようです。そしてさらにIoT分野までも触手を伸ばしています。ここまで割り切った戦略、恐るべしです。
フランスでは現在通勤通学時の三密を避けるためにメトロやバスといった公共交通以外の交通手段の使用が推奨されていますが、自転車等と並んで注目されているのが電動キックボードです。
Lime等のシェアサービス以外に個人所有のキックボードが増えており、家電量販店でも様々なモデルが販売されています。そうした中でも最有力メーカーなのがXiaomiです。航続距離30kmのモデルが300ユーロ台、45kmの上級モデルでも400ユーロ台と思わず買ってしまいそうな値段です。
Xiaomiの電動キックボードはポッと出てきたわけではなく、BirdやLyftもサービス開始時はXiaomiのキックボードを用いていました。Xioamiは比較的安価で質の良いものが多いですね。中国人にもXiaomiは大人気です。
元々はAppleのパクリでしたが、中国内でその地位を確立させ、今や大人気ブランドにまで成長しました。
当時、中国人の所得では手の出なかったiPhoneに代わり、Xiaomiの安価でそこそこ使えるスマートフォンは中国人のニーズとマッチしていたんですね。
東南アジアでも存在感を増しているので、今後も投資速度は加速していきそうです。