コロナ重症者の受け入れ、診療報酬3倍に 厚労省方針
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経営悪化は、感染者を受け入れていない病院にも見られている比較的ユニバーサルな現象ですが、感染者を受け入れてきた病院では、固有の経営悪化の構造があります。
まず、いくつかの病棟を感染者の隔離病棟として確保し、院内感染を防ぐため、他の入院患者さんを減らさなければなりません。外来PCR検査も含めて、より多くのスタッフの動員を必要とするため、マンパワーの意味でも他の稼働を制限しなければなりません。
また、例えばCTの装置は感染者のために使用すれば、一回の使用だけでたちまち清掃作業に追われます。この清掃作業も多くの場合、医療従事者が一回一回手作業で行っています。
加えて、一度院内感染が生じると、感染者のみならずその濃厚接触者となった患者、スタッフが一斉に隔離となり、感染制御のため、病院機能を停止せざるを得ない状況に陥ることもあります。
これらの理由から生じた負債のせめてもの補填となりえますが、現状は患者数も減り、当座の補填にも十分有効とは考えにくいです。
また、これらの診療報酬は施設としての赤字の補填に使われるのみで、ほとんどの場合スタッフの労働の対価にならないことは、現場としてやるせない部分でもあります。【新型コロナ重症例受入 診療報酬3倍】
うーん。全然足りない‥。
重症例なんて一つの病院に数人ですし、コロナ受け入れの引き換えに中止になった手術や他の患者さんの入院は大勢います。しかも元の体制に戻るにはしばらくかかりそうですし。死にものぐるいで頑張っている多くの病院が大打撃‥。手術など診療単価の高いが減ることで医業収益減少。
隔離、感染対策の人員配置をし人件費増加。
その他医療資源調達コストの増加。
医業利益の減少となっているのが誰にでも見当のつく構造。
診療報酬単価を上げ、収益増加に対応し、
先日検討に入った、医療・介護職員への支援金(20万円)で賞与減額し、
固定費部分は制度融資で対応するのがよいのでしょうか。
介護でいう、処遇改善加算的な診療報酬増加も考えてもよいのでないでしょうか。