【対談】カップルサバイバルの秘訣は「回復力」にあり
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今週行われたシェリル・サンドバーグとニューヨークタイムズのベストセラー作家、エスター・ペレルの対談です。コロナの状況下でカップルがうまくやって行くにはどうしたらいいのか、がテーマです。
私も新型コロナで外出禁止になり、パートナーとの人間関係が良い方向にもそうでない方向にも変わって行く例を見てきました。サバイバルモードに突入すると、どうしても譲れない部分というのが互いに出てきて、そこでどう折り合いをつけるのかが大きな課題になります。
対談ではそこで試されるのが、苦難を受け入れて乗り越える「回復力(レジリエンス)」だと話しています。どうレジリエンスを高めるのか、そのヒントがあります。
言われなくてもわかるよ、ということもあるかもしれませんが、そこを「ちょっと待って、もしかしたら自分も少しここを変えられるかもしれない」と、ストレスフルな環境においても余裕を持つこと、持とうとすることが大切だと感じました。
ライブの収録はこちらです:https://www.facebook.com/leanincommunity/videos/267533280965707/?epa=SEARCH_BOXタイトルが地味だし期待ゼロだったのですが、今日から使える「イイ話」でした。
「彼女には二人のおばあちゃんがいました。
一人はウクライナに、そしてもう一人はアメリカに。そのおばあちゃんたちに1時間ずつ子供を見てもらったのです。そして残りの1時間は、近所の知り合いの女の子がベビーシッターをしてくれました。
(略)
私たちが本当に必要なのは、パートナーだけに頼るのではなく、集団で物事を解決することなのです。周囲の助けを使ってレジリエンスを高めるのです。」
「ホロコーストを生き抜いた両親からの、教訓の一つがあります。
デートができないと嘆くのではなく、彼らがやったことは、デートに行くふりをして、おしゃれをして、10分前に出たばかりの同じキッチンテーブルに座ってデートを楽しむ というものでした。」
「『こっちに来て抱きしめて』と言って、時には抱き合うだけで良いのです。言葉で理由をつけて納得したりすることは必要ないのです。」
「『ルームサービスですが、 何か特別なご要望はありますか?』とパートナーに聞いてみてください。」危機にこそ、人がみえる。
危機が「関係をスピードアップさせた」ということは、カップルに限らないでしょう。
人間関係全般でも、仕事でも、そういうことが多いのでは。
ホロコーストと比べられると、厳しい状況が思いつきません。
自分の母親も、戦争時の防空壕に入った生活と比べることで、人に会えない寂しさを緩和しているようなところがあります。