電子カルテ 米に遅れ
日本経済新聞
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米国はオバマケアの一環としてHITECH(the Health Information Technology for Economic and Clinical Health)ACTという補助金制度を設け、その結果として医療機関の電子カルテ導入が大きく進みました。
電子カルテは小規模病院やクリニック単体では費用対効果が見出し辛いケースもあり、日本では医業経営環境が厳しい中、紙カルテがまだまだ残っています。普及率が高まることがネットワーク効果的に世の中全体の便益向上に繋がることを考えると、日本でも類似の政策は価値があるのではないでしょうか。
ちなみに電子カルテというと一般の人には「紙のカルテが電子化されたもの」くらいの印象を持たれるかもしれませんが、特に一定規模以上の医療機関においては基幹情報システムという位置付けになります。
※同じ日経の兄弟記事と同じコメントです