【危機対応実録】世間より1ヵ月はやい「大規模リモート」新たな課題とは
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注目のコメント
NTT Comヒューマンリソース部の山本です。
「人は競争力の源泉。社員・派遣社員の皆さんに『この会社で働き続けたい』と思っていただける会社であり続けること」を目標に、「エンプロイー・エクスペリエンス向上」と「エンプロイー・エンゲージメント強化」に取り組んでおります。
今回、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた全社へのテレワーク導入にいち早く踏み切ることができたのは、長年取り組んできた働き方改革の成果だと考えております。
緊急事態宣言は解除となりましたが、しばらくは在宅勤務率を5割以上とし、また、完全終息後も、コロナ以前に戻すという発想ではなく、NTT Comとしての新たな働き方「New Normal」を作ってきたいと考えております。大企業ほどリモートワークが進んでいるというアンケート結果から始まりますが、人数多い方が絶対に大変です。
しかし、大企業かどうかに関わらず、
当人達にやるつもりがあり、トップがそれを認めるかだけだと思います。
トップが決めることは簡単ですが、それでは1人づつは動かないし、平時であればクレイムも反対意見も多くなる。
有事にあたり、誰も文句を言えない環境の中で、一気にやったというのがクールです。
ヒトは環境に適応するので、一部脱落者も出るのでしょうが、だいたいはどうにかなるものだと思います。
大企業だと、責任を負う覚悟のあるリーダーがいるか、その決断を失敗することが否定されない風土かどうか。リスペクトですね。性善説のマネジメント、多くの企業はできてないのではないだろうか。
自分自身も、いまの会社にきて、「性善説とはこういうことか!」と驚いた。
小中高大の教育と歩んできた人生も、それほど性善説ではなく「見張られてる/管理されてる」感覚が当たり前だったので、社会人になっても、性善説ではないことに違和感がなかったので、本当に性善説の環境に入って、初めて気づきました。
そういう風に、「いままでの感覚」を前提にすると、大きな転換はできないのだろうと思うので、
失敗するかもしれないけど信じて、思い切った改革のチャレンジするという、トライアンドエラーが大事なのだと思っています。