【危機対応実録】なぜ1万人規模のリモートワークを早期敢行できたのか
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NTT Comデジタル改革推進部の及川です。NTT Comグループ自らのDX推進を担当しております。また、その自らのDX事例をショーケース化し、お客さまに提供していくことも大きなミッションとして取り組んでおります。
DXとは、「ただデジタル技術を活用すれば良い」という話ではありません。実現するためには、まず自分たちの事業やサービス、業務プロセス、働き方などの “スタイル”が「どうあるべきか」「どう変えていくとより良くなるのか」を考え、実際に変革していくことが必要となります。スタイルを変えずして、デジタル技術だけがいきなり何かを変えてくれるということはないのです。
しかし、現状のスタイルを変えるというのは、非常にチャレンジングで簡単なことではありません。
NTT Comの社内IT環境は、一見IT事業者なら当然のIT環境のように思われるかもしれませんが、実は何度もトライ&エラーを繰り返し、今に至ります。テレワーク環境の構築にご興味のある方がいらっしゃいましたら、私の苦労話や失敗談も含めて(笑)、ご提案・ご支援させて頂きます。1万人を越える「早期」「大規模」リモートワークについて、各現場のトップの方に深堀りしてお話を伺いました。
得てして、大企業は意思決定が遅いとされますが、早急な危機対応がなぜできたのか?
スマートに行ったようで、さまざまな試行錯誤の積み重ねの結果だったことが、よくわかります。
「ルール・ツール・カルチャー」の三位一体のフレームワークで、働き方について考えるのは非常にわかりやすいですね。ルール・ツール・カルチャーについて、それぞれとても勉強になりました。さらに、こちらはそもそも色々な働き方への対応が進んでいたようですが、そうでない企業には、「気合い」も必要かな、と思ったんですが、
「 “鶴の一声”ではなく、トップ自らが1人のユーザーとなってリテラシーを身につける。また、現場から吸い上げたアイデアを管理部門で議論し、再び現場に落とし込むだけではなく、アイデアを吸い上げる過程で横にも展開する。
これらのエピソードは、いわゆる「トップダウン」や「ボトムアップ」という言葉では語りきれない、示唆に富んだものと言えるだろう。」
これ、なかなかない環境だと思います。
すごい。