緊急事態宣言解除で「速やかに要請緩和」 小池知事会見

コメント

注目のコメント

• 松岡 功一

  上海駐在 中国事業

  ・2020年05月23日

  もともと小池都知事のことは支持していません。実務型ではなく、フワッとしたことばかりを、カタカナで言うだけの政治家です。そのロードマップも、相変わらず、非科学的に臆病すぎるものです。感染症専門家の意見だけを聞いている無責任さが、そうさせるのだと思います（大阪の吉村知事とは正反対です）。怖がる方には引き続き家にこもってもらえばいいのです。都民全員がそこに引っ張られる必要はありません。新しいマナーと対策のもとで、個人情報の収集管理を義務付け、経済を一日も早く完全正常化させることが本当の正解だと思います。知恵を出すべきは、科学的な感染症対策と、合理的な医療資源の分配です。ところが現状は、一律外出抑制という虚構の計算式のもとで、粗い（いい加減な）対策をいまだに採っています。医療資源も、優先順位をつけないまま、崩壊するとか不足だとか言って騒いでいる始末です。医療関係者を苦しめているのは、その分配の話です。経済を殺して、総量を抑制するのは、木（コロナばかり）を見て森（社会全体の犠牲）を見ず、です。
  
  今回のコロナ騒動では色々なことが勉強になりました。悪い面では、この国の世論を動かしているものがいかに、冷静さとバランスを欠いたものであるかも、実感できました。歴史を学ぶ者として、80年前の日本が、なぜ、勝つことができない戦争に足を踏み入れ、そこから勇気ある撤退ができなかったか、考えさせられました。日本人の本性は何も変わっていませんね。