『これが人間がシカを狩らなくなった山の末路』シカによる食害が深刻化しつつある状況に色々と考えさせられる「人間も自然の一部なんだな」
Togetter
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狩猟者、鳥獣管理士です。これは本当に深刻な問題で、猟友会の高齢化やオオカミの絶滅、過疎化による山林の放置など様々な原因が絡み合っていて、たまたま鹿の問題が表面化してきているだけです。
現在対策として議論されているのはオオカミの再導入や、鹿の駆除を専門とする公務員の設置などですが、ワンポイントの対策では到底解決へ向かいません。色々なものをセットにして取り組まなくてはならない大変な問題だと思います。
しかし、これはオオカミを絶滅させた人間の責任だから甘んじて受け入れるべき、これもある意味で自然の姿だ、という意見には同意できません。鹿が異常なまでに増えてしまっているのは自然の状態ではなく、そのような山に作り替えてしまった私たち人間の責任であり、その責任を放棄するのではなく、きちんと立ち向かわなければならないと考えています。このままでは無闇に殺され、ただ埋められてしまうだけの不幸な鹿がますます増えていってしまいます。一頭でも多く幸せに暮らせる鹿を増やせるように、私は関わり続けていきたいと思っています。