Netflix、休眠アカウントに「支払い続けますか? 退会しますか?」確認メール
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これは素晴らしい!通常、休眠会員に対しては「寝た子を起こさない」という姿勢のサブスクサービス提供者が多い中、Netflixは休眠アカウントに継続の意思確認をし、意思表示がなければ自動的にメンバーシップをキャンセル。驚くべきは対象がメンバー全体の0.5%に満たないということ。ユーザーフレンドリーの施策は顧客志向追求の企業ポリシーでもあり、自信のあらわれでもあるか。
逆を言えば、休眠ユーザー率が0.5%に満たないからこそできるアクションであるということ。
つまり、そもそも休眠ユーザーが0.5%というのが凄いって話ですね。
また、あくまでも企業は営利団体なので、おそらく下記のような計算をした上で採算が取れると判断したのではないでしょうか。
(A)メールによって解約してしまった分の不利益
(B)メールによってアクティブユーザー化された人による利益(課金や解約阻止など)※つまりLTVの増加分
(C)イメージアップにより生まれる利益(ブランド価値向上が生み出す利益)
とすると
(A)<(B)+(C)携帯ショップで毎回繰り返される、レ点ビジネスの攻防に慣れた身としては、新鮮な驚きですね。
それほど余裕があるということなのでしょう。
以前、YコンビネーターのDemoDayにサプスクリプションサービスの管理・解約を一元化するスタートアップが出ていたことを記憶していますが、サブスクリプション型サービスの管理に頭を悩ませるのは、洋の東西を問わないのでしょう。