世界のコロナ新規感染者が過去最多に、累計500万人に迫る=WHO
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ここで押さえておきたい大切なことは、国境を超えた人の移動があり続ける以上、どこかで起こっている感染拡大は日本の問題でもあり続けるいうことです。
世界中で感染が広がってしまった今、特定の国や地域について報道されることが極端に減りましたが、ロシアやブラジルの感染者数は、感染流行初期に急速に広がったイタリアやスペインを含むヨーロッパ諸国をあっという間に超えました。また、ヨーロッパの中でもベルギーのようにフラットになったままなかなか減少傾向が見られない国もあります。
世界全体の流行カーブは全くフラットになっておらず上向きに伸び続けていることは、「日本の外で起こっていること」では決してなく、繋がっているという意識も重要だと思います。特に最近感染者が増えているのが、新興国・途上国。自前の医療資源が乏しい地域での感染拡大は脅威。こういう地域でこそWHOの存在意義が発揮されます。
WHOについてはいろいろ言われていますが、本来の役割をまっとうされることを期待します。Johns hopkinsの感染者数の統計では、感染者数の上位はアメリカ 150万人、ロシア 31万人、ブラジル 29万人、イギリス 25万人となっています。ヨーロッパの様子と比較すると報道は少ないですが、ロシアやブラジルの感染者数が大幅に増えており、ペルー、インドも中国の感染者数を抜くほど増加しています。
記事にあるように、今後は低所得国での感染拡大が世界全体での課題になりそうです。感染者数自体も検査機器の不足から過小評価になってしまう懸念があります。