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蔡英文総統、高支持率も政権基盤に不安 経済再生が課題

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    今朝、台湾のシンクタンクの研究者から連絡があり、蔡英文総統の第二期総統就任演説についてコメントを求められました。その研究者が気にしていたのは、経済問題もさることながら、大陸中国との関係でした。蔡英文総統のスタンスは変わっていませんが、台湾海峡を巡る情勢の方が変化しています。中国が危機感を強めているからです。
    中国は、あからさまなマスク外交等によって国際社会での地位を上げることに失敗し、かえって中国指導部の情報隠蔽がコロナ・パンデミックの原因であると批判を受けています。一方で、台湾のコロナ対策は国際社会から評価され、米国は中国に圧力をかけるために台湾を利用しています。台湾が国際社会の中でステータスを向上させ、米国が台湾支持の姿勢を鮮明にする状況が、中国の危機感を高めているのです。
    蔡英文総統は「一国二制度」を否定しましたが、中国台湾事務弁公室は「蔡英文総統が92コンセンサスを否定した」と意味をすり替えて、蔡英文総統を非難しました。中国がなりふり構わず台湾を非難することに、今度は台湾が危機感を強めています。
    米国の首都ワシントンDCでは台湾支持の空気がより強くなっていますが、台湾から聞く話では、台湾の方が少し引き気味です。トランプ大統領は中国と軍事衝突するつもりはありません。台湾は、米中政治戦において、中国に圧力をかけるために台湾問題が利用されていると理解し、バランスをとろうとしているのです。


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